9日から日付が変わって夜中の2時ごろ、体を起こしたくてパタパタ手足を動かす。
けど、力が入らないので起き上がることができない。
トイレかなと思い連れて行き、支えてあげながら座らせるとシャーってオシッコが出た。
朝6時30ごろピチャピチャするので、喉が渇いたのかな?
トイレに連れて行ったけどオシッコはしない様子。
お水の入れ物を口に近づけてあげるとすごい勢いでたくさん飲んだ。
たくさん飲んで毒素を出してほしいと思っていたら、すぐに吐いた。
食べたご飯も一緒に吐いて、胃液の匂いもした。
その後布団に戻り、首うしろをマッサージしたら気持ちよさそうな顔をしてくれてホッとした。
8時ごろ 立ちたくて足をパタパタさせたので、トイレに連れていったけど出なかった。
ペチペチャ舌を動かし、気持ち悪そうだったので、吐き気どめのセレニアを飲ませた。
10時過ぎ、病院の先生に、何かいまできることないか電話で相談した。
昨夜の病院から帰った後の徘徊の話をしたら、足の怪我ではなくやはり尿毒症かもということ。
あとは飼い主さんの方針にもよるけど、病院に連れてくのが体に負担ならそっと家で過ごすかというようことを話していた。
今すぐ点滴する対応ではないということなので、夕方の点滴には行きますと先生に伝えた。
その後、ぴーちゃんの顔をちゃんと見たいから、電気をつけてずっと撫で続けていた。
何度何度も呼吸を確認する。
前足も後ろ足も関節が伸びきった状態で、触っても関節が柔軟に動かない。
12時過ぎ、呼吸の音が少し大きくなり、吐くような感じの動きを5〜6回繰り返す。
少し吐いた。
これでお別れかもしれないと感じ取った。
ちゃんと私の腕の中で看取ってあげるんだとずっとずっと決めていたから、
大丈夫だよ、大丈夫だよと撫で続けた。
少しでも安心して逝ってもらいたかった。
最後の瞬間、目を開いたままになった。
お腹の動きを見ると息してない。
逝ってしまった。
本当に息してないのか何度も確かめた。
声を出して泣いた。
綺麗に拭いて、ブラシでとかして、今は隣にいる。
さっきまで生きてたということ、今は生きてないということが、何か理解出来ない。
さっきまで心配しながら、夜通しうつらうつらしながらも、
呼吸をして生きて隣で寝ている安心感があった。
今は冷たくなって、魂が抜けた亡骸を見て、大切なものがなくなったという、何ともいえない気持ちになる。
呼んでも反応がない。
胸の中が空っぽになった感じがする。
ぴーちゃんを触るたび冷たくて、胸が痛くなる。
温もりがない。
今晩は一緒に寝る最後の日になってしまった。
愛おしい。
私の腕の中で最期を迎える
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