腎臓病の特効薬 東京大学のAIM製剤がいつ実用化されるのか問い合わせてみた

2020年に実用化を目指している、猫の腎臓病の特効薬。
実用化される頃にはうちの猫も恩恵にあずかれるものと思っていたけど、心配になりいつ薬が手に入るのか、また、経過観察の猫として投与することができないか問い合わせてみた。

返事をもらえるだろうかと思っていたが、丁寧な返信をくださった。

AIMはその特性から、猫の腎臓病の薬となりうる可能性が高く、
創薬に向けて、日々尽力しております。

当初は、東京オリンピックの頃にはという予想をしておりましたが、
様々な側面からの検証の必要性があり、それ以降になると考えています。
具体的な日程につきましては、公表がかないませんので、ご理解ください。

現在は、臨床研究中であり、研究目的、対象設定、投与方法などの計画に則り、進めております。
大変多くの飼い主様からお問い合わせをいただくのですが、
計画に則って進めているため、研究参加の確約がかないません。

返信メールより抜粋

返信をいただけてありがたかったが、今年の実用化は難しいのだろうか。
薬が間に合い、治ることを期待していただけに、急に不安になった。

猫ちゃんの情報を預かりますとのことだったので、手持ちのデータをお送りした。
少しでも研究のお役に立てるのなら嬉しい。

2 thoughts on “腎臓病の特効薬 東京大学のAIM製剤がいつ実用化されるのか問い合わせてみた

  1. 中嶋 裕子

    今年で15歳になるオスのシイ君(白いから)という猫を飼っていますが、慢性腎不全になってしまい現在、毎日の点滴とセミントラによく似た薬を処方してもらい飲ませています。点滴を初めて1年になります。ダンダンと血液検査の結果も少しづつ悪くなっています。ところが、先だって、AIM製剤というサイトを見て希望を持ってしまいました。この薬は具体的には、いつ頃一般に販売可能で、治療費はどれくらいになるのでしょうか?
    だいたいの目処だけでも知りたいのですが。宜しくお願いします。

    返信
    1. pee 投稿作成者

      ブログの管理人です。
      シイ君、心配な毎日ですね。なんとかしたい気持ちでいっぱいですよね。
      私がAIM製剤について研究室に問い合わせをしたのが2020年の1月で、そのときは一般の人が手に入る具体的な日程が決まっていないという回答でした。
      その後ウチのにゃんこが旅立ってしまったので、それ以上の情報は聞いていないのです。

      現在の開発状況については、東京大学の研究室に問い合わせてみると良いかもしれません。
      このページの下のほうに電話番号・Eメールが記載されています。
      https://www.jst.go.jp/pr/announce/20160105/
      私は最初電話をしたのですが、なかなかタイミングが合わず、伝言を残したのですが、後からメールをくださり、とても丁寧に答えてくださいました。
      AIMが早く手に入るようになって、シイ君の腎不全が治ってくれることを祈るばかりです。

      返信

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